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クレジットカードの審査で嘘をついても、刑事責任が問われることはほとんどありません。まず、嘘をついたら高い確率でバレます。クレジットカード会社もプロなので、嘘があったり、怪しいと思うところがあると、すぐに見抜きます。給与明細などを提出していなければ、年収などは調べることができませんが、業界の平均収入などは把握しているので、年収に怪しいところがあっても、高い確率で見抜かれます。

審査で嘘をつくと、ほとんどの場合にその時点で審査落ちが決まるでしょう。しかし、クレジットカードにキャッシング枠がついているのを忘れていて、借入件数を1件少なく書いているだけなら、通過するケースもあるようです。実際に借りておらず、枠を持っているだけなら、借入件数1件とカウントしない人もいるので、そのくらいなら大目に見てもらえることもあります。しかし、審査に通過する可能性を上げたいなら、正確な情報を記入するようにしましょう。

クレジットカードを作ってしまった後で、嘘をついていたことがバレたら、利用停止にされてしまう可能性があります。さらに、悪質なケースでは詐欺罪にも問われてしまいます。詐欺罪に問われるのは、よほど悪質な嘘をついたケースとなりますが、可能性がゼロではないので、審査に申込みをするときには、正確な情報を記入するように気をつけておきましょう。

クレジットカードには、審査が厳しめのものと甘めのものがあります。これは、別段基準が明らかにされているわけではないので、本来はわかりません。しかし、口コミを見れば大体の評価を知ることができます。多くの人が申し込んでその結果を報告しているので、厳しいか甘いかがわかるのです。そして、それを基に申込先を選べば、クレジットカードの審査に通りやすくなります。何度もクレジットカードの申し込みをするのも、申込ブラックとなりやすいため、できれば一度で審査に通りたいところですが、この方法ならば甘いところを狙い撃ちができます。

クレジットカードで審査が甘いといわれているのは、以上のように実際に申し込んだ人の評価がもとになっているためわかります。そのため、参考にする価値は大いにあります。また、比較サイトを使用するのも良いでしょう。比較サイトも、口コミや作成者の経験を基にして記事を作成しているため、その傾向をしっかりと表示しています。それを参考にしても、口コミサイトを基にして選んだ場合と同じ結果を得ることができます。

注意点は、甘いからといってだれでも審査に通るわけではない点です。収入が十分にない方や、すでに他社の利用が多い方の場合には、いくら審査が甘めのクレジットカードといえども、審査に落ちてしまう可能性があります。

クレジットカードの審査に落ちた時に理由を知りたいと思うでしょう。しかし、カード会社が落とした理由を公表する義務はなく、また審査基準を公開することもないため、自分で理由を探るしかないのが現状です。

審査に落ちる原因はいくつかあります。申し込み要件を満たしていない、属性基準を満たしていない、信用情報が傷ついている、複数社の契約をしている、書類に不備があった、嘘の情報で申込みをした、情報がクリーンすぎるなどがあります。クレジットカードの申し込み要件は20歳以上で安定した収入を持っている方です。そのため、未成年者や安定した収入がないとみなされた場合は落とされるでしょう。

また、安定した収入の目安は各カード会社で変わります。氏名、住所、生年月日、収入、職業などを属性と言いますが、この属性が各社の基準に満たない場合も落とされてしまいます。そして属性よりも重要なのが信用情報です。他社から借入れは受けているか、返済の滞納はしていないか等を確認され、借入状況に問題がある場合は落とされる可能性が非常に高くなります。

また、上記に問題がない場合でも申込書類の記入漏れや間違いがあると適切な審査ができませんし、嘘の記入は論外です。そして、40歳以降の方でこれまで一度も借入れを受けたことがなく、情報がクリーンすぎたためにクレジットカードの審査に落ちたケースもあります。